ここでいう「ファッション」とは、決して最先端のファッションという意味ではありません。
逆に最先端のファッションを追うと雰囲気美人から遠ざかる、とわたしは思っています。
でもファッションが大事ではない、という意味でもありません。
むしろとても大事です。
着るものが美人のものだと、それだけで美人に見えることもあります。
たとえば職場などでいつもジーンズをはいている女性がある日綺麗なラインのスカートや、仕立ての良いスーツなどを着てきたりすると「おっ」ってなって、それだけで美人に見える、ということはありませんか?
わたしが言いたいのはそういうことなんです。
この記事はファッションというタイトルをつけていますが、ファッション=ファッショナブル、おしゃれ、という意味ではなく、ここでは「着るものに気を使う」という意味だと考えてください。
特に、予算が限られている場合は、「かわいい」と思ったものを買う(=自己満足)のではなく、必ず他人の目を意識して「どう見えるか?」という視点を忘れないようにしてください。
なので、ここでは世間で売られている雑誌のなかでのコーディネートや、スタイリッシュになるためのアドバイスはありません(それはわたしには無理です)。
「おしゃれ」と言われるファッションと「美人」と言われるファッションは別なのです。
これを認識してもらいたいと思います。
何はなくとも清潔感!
古いもの、古く見えるものは処分
毛玉がついたもの、色あせたもの、穴があいたもの、えりやそでがよれているもの、取れないシミがついたもの、ボタンが取れて替えのボタンがない(もしくはつけられない)もの、シルエットが変わってきたもの、テカってきたもの、匂いが取れないもの。
いろいろパターンがありますが、客観的にみて、「着古しているな」とわかるものは迷わず処分。
お手入れ
わたしは帰ってきたら、すぐに部屋着に着替えて、服は下記のように手入れします。
①仕分け
洗濯するもの、まずはお手入れするもの(②番へ)、すぐにしまうもの(⑤番へ)などに分けます。
②お手入れ
ジャケットやスカートなどフォーマルな素材のもの(詳しい素材名がわからずすみません)→エチケットブラシで細かいほこりをとる
カシミアなどやわらかいニット素材→洋服用のブラシをかける(このブラシもその都度クシでほこりをとる)
ほつれなどは切る
アイロンをかける
毛玉はこまめに取る
③消臭スプレー
洗濯にまわさないものは、脇の下などに集中的に消臭スプレーをかけます。(シミにならない素材かどうかチェックしたほうがいいです)
④靴磨き、かばん磨き
素材(レザー・エナメルなど)ごとに靴のお手入れグッズをもっておき、磨いてからしまう。
かばんは柔らかい布で拭いてからしまう。
⑤シワをつけないようにハンガーにかけてクローゼットへ
髪の毛などがついていないか入念にチェックし、シワを伸ばし気味に、形を整えてハンガーにかけます。
クローゼットはぎゅうぎゅうにならないように、服の間に余裕をもってかけるように。
体型と正しいサイズ
体型は大事です。
すごく痩せている必要はないのですが、洋服のシルエットを崩さずに、キレイに着られることは清潔感につながります。
目安でいうと7号〜11号くらいが、いま売られている既製品の洋服がきれいに着られるサイズだと思います。
痩せすぎの方、太り過ぎの方は、かなり意識してしっかりとサイズを選ぶ必要があります。
が、体型を7〜11号の間にするのが、清潔感を出すには一番近道で確実だと思います。
こちらの記事も参考に。
鏡でチェック
出かけるときに、ラインが合っているか(スカートがぐるっと回っていたりなど)、ほつれがないか、髪の毛などが背中などについていないか一通りチェックします。
態度
これは地味に重要です。なかなかすぐに身につくものではないかもしれませんが、こちらの記事を参考に、「わたしは美人」。
今日から思い込み!!!口に出さなくとも、思うだけでしっかり効果はあります。
はっきりいって、これがあれば、洋服はなんでも良いです。
自分を引き立たせるものを選ぶ(服がかわいい、という基準ではない)
服を「かわいい〜」と安易に選ばないようにしましょう。
「雑誌に出ていたから」「勧められたから」「流行っているから」というのは論外。
基準は「自分がキレイに見えるかどうか」。これにつきます。
そんな基準で服を選んだことがない!という方は、まず大きなことから始めましょう。
スカート?パンツ?・・・これは足の長さや形、もしくは腰まわりやお尻の大きさや形を中心に、全身鏡でじっくり両方のタイプを観察して、似合うものを決めましょう。
できればスカート派かパンツ派にきっぱりと決めたいところです。
決まったら、トップスの形や長さも決めることができますよね。
(一般的には、スカートのトップスは短めでパンツのトップスは長めですが、最近はインするパターンも多いので一概には言えませんが)
スカートはスカートでも、丈の長さや形(広がりかた)、素材など、自分を引き立ててくれるものを見極める。
トップスも、形やデザイン、コンセプトを見極めて、自分の出したい雰囲気を出してくれるものに絞る。
客観的な目で冷静に判断しつつ、「思い込み」を捨てて色々なものにトライする・・・
たとえば、私はオフショルダーが似合わないと思っていたのですが最近流行りなのでトライしてみると、似合う形のものもありました。
これらのことを考えて、店員さんの言うがまま買うのではなく、自分を引き立てないものは買わないという勇気を持ってください。
何度もいうように、ここでの目的は「おしゃれになること」ではありませんので色々なパターンの服を着る必要はありません。
色々なパターンの服を毎日ころころ変えて着るより、ベストな服を2〜3パターン着回すほうが、美人に見えるという目的には近道です。
なので、上記のような判断基準をしっかり決めることは、余分な服を買わない(=お金も使わない)ということにもつながります♡
パーソナルカラーは大事
パーソナルカラーのことを知らなければ、今すぐ検索して、お近くのプロの診断を受けてください。
これは目からうろこ!と言えるくらい役に立つはずです。
客観的な目を大切に
「引きの目線」を大切に
旅行で欧米に行ったりすると、日本人を含むアジア人は(団体ツアーは問題外としても)女の子二人組やカップルなどでも、すごく地味&貧相に見えてしまいます。
これはなぜだろう?と思っていたんですよねー。
白人、黒人などは着ているものは安そうでも、なんとなく華があるんですよね。
これはもちろん、背が高かったり、足が長かったりといった生まれつきの要素もあるわけです。
でも、同じアジア人でも、欧米育ちのアジア人(2世など)は、華がある人が多いんです。
日本以外のアジアの国のことはわからないので、日本に限ってわたしの仮説を述べますと、日本人の女の子は、かなりディテールにこだわるんじゃないかと思います。
海外の人は、「引きの目線」を気にしているのではないでしょうか。
自分が道を歩いていたら、美人と思うかな?と考えるクセをつけてください。
洗面所やドレッサーの鏡、ファンデーションのコンパクトだけを覗き込んで仕度をしていると、引きの目線がなくなってしまいます。
必ず姿見(全身鏡)でバランスをチェックしてください。
また、姿勢も大事!しっかりと背筋を伸ばして、首(頭)が前に出過ぎないように横からもチェックしてみましょう。
美人風の服装をする
美人はどんな服を来ている?
これは「雰囲気美人」を目指すなら必須です。
いわば、「美人のコスプレ」。
あなたの想像する美人は、どんな服を来ていますか?
基本的には、下に詳しく書くように、「自分を引き立たせるもの」を選んでほしいのですが、最低限、
- バックパック
- チュニック&レギンス
- キャラ物
など、典型的な美人(顔立ちがきれい、という意味ではないですよ)がおそらく着ていないものは避けましょう。
自分が持つ財布、スマホケース、パスケース、キーケース、ポーチに至るまで、キャラ物や「かわいい」ものは徹底して避けましょう。
マフラーではなく、薄手の大判ストール
マフラーや小さなスカーフで綺麗にみせることは難しいです。
というより、おしゃれに見せる役にはたつのかもしれませんが、美人効果はあまりないです。
わたしのオススメは、カシミアの大判ストールです。
ストールは羽織るのでも美人っぽく見えますし、マフラーの代わりにくるっと首もとに巻くだけでキレイな人に見えます。
カシミアは柔らかく上品で女性らしい雰囲気を出してくれますし、無造作に巻くだけでそれなりに見えます。
ヘアのところでも書きましたが、あまり工夫をすることなく、「〜だけで」というのは素人にも取り入れやすいと思います。
カシミアは初期投資は高いのですがお値段以上の価値はあります!
何より、きちんと丁寧に扱えば10年選手です。
顔に直接かかるものなので、色はしっかり鏡を見て吟味してください。
パーソナルカラーも参考にしてください。
たとえばわたしのカラーはサマーなので、ホワイトや青みの入った赤、パステルブルーやピンク、ラベンダーなどや、グレーやベージュ(青み系)を持っています。
目的をはっきりさせる
ファッションに関してだけではありませんが、服を選ぶときに、
目的をはっきりさせる
ことは大事です。
- モテたい
- 恋人に愛されたい
- 片思いの人を振り向かせたい
- 売り上げを上げたい
- プロフェッショナルに見えたい
- 綺麗なママと言われたい
などなど・・・。
大半の方は、上記のようなことより
おしゃれと言われたい
ことを重視したファッションをしている気がします。
でも、「おしゃれ」と言われることって必要ですか?
「おしゃれ」と言われたい!という気持ちの本当のところって、
綺麗と思われたい
愛されたい
ってことじゃないでしょうか。よく自分の気持ちを考えてみてください。
「おしゃれ」と言われる必要がないなら、自分のテーマに沿った服があれば十分なのです。
わたしは、ある時から「おしゃれ」と言われることをきっぱりあきらめました。
今は、美人・綺麗と言われることはあっても、「おしゃれ」と言われることはありません。
けっこう同じ服着てますしね(笑)7日分くらいしか着回しのパターンがないです。
でも、それで十分です。
というか、「おしゃれ」と言われることに興味がありません。それは、最終目的ではないと思うから。
あなたはどうですか?
「抜け感」を作る
だからといって、「ダサい」のは避けたいところです。
わたしが思うに、ファッションアイテムの男度:女度が「100%」押し出されている服装って、ちょっとダサい感じ。
100%女らしい服装(例:ブラウス+スカート+ストッキング+パンプス+小さなバッグ+巻き髪)
100%男っぽい服装(例:Tシャツ+ジーンズ+スニーカー+トートバッグ+ショートカット)
みたいな感じです。
フォーマルとカジュアル、と言い換えても良いかもしれません。
例えば、スカートでもTシャツとか、靴だけスニーカーとか。
例えば、Tシャツ+ジーンズでも、靴はパンプスとか、髪はロングの巻き髪とか。
そういう「抜け感」というか「外し」を意識してみると、ダサくはならないかな、と。
これは説明が難しいので、ファッション雑誌を1冊眺めてみてください。
男度100%!女度100%!
のコーディネートはまず載っていないと思います☆
そして、このサイトのテーマである、「雰囲気美人」の観点からいうと、「8割女:2割男」もしくは「9割女:1割男」が良いですね♪
男度が高い、Tシャツ+ジーンズ などは、モデルさんが着ると格好良いですが、あんまりごまかしがきかないのでね・・・。